元学生社長の希少な戯れ言

【ブログ7年目】フリーランス、学生起業を経て、日本最大のIT企業に就職した30歳が本音と真実を語るブログ

【ストーリー①③】【大学3年/7〜11月】恩師Iさんの側でビジネスを学びながら人脈を広げる

 

営業からビジネスへ

フレッツ光の営業をやる中で、ほんとにごくわずかですがビジネスというものを体感しました。
例えば、
販売権を獲得するための他社との交渉。フレッツ光をマンションごと契約してもらうための、不動産会社への法人営業。
情報収集。
 
当時の僕には売り上げとか、商品企画とか、マーケティングとか、そういったものは一切分かってなかったですが、ぼんやりとビジネスというものがバイトとは違う魅力を持っているような気がしていました。
 
そんな状況でしたから当然、ビジネスをしたいと考えました。
 
でも、何から始めていいか分からないんです。とりあえず交流会に出てみるものの、マルチ等の勧誘ばかりでまともな話しはなく、かといって大学の友達にビジネスの話しが出来る人もいなかったからです。
 
 

恩師につきまとうようになる

「社長のカバン持ち」ってよく見ますが、あんなイメージのことをしました。
毎日恩師につきまとって、何を考えていて、どういう視点で世の中を見ていて、どんなものを食べていて、どんな人と会っていて、どれぐらいお金を使うのか。
 
3ヶ月近くそんなことをやっていました。
その間は、営業やビジネスなどは一切やらずに学ぶことにひたすら専念しました。
 
これも師匠から教わったことですが、
「守 破 離」
を意識して敢えてこのような行動を取りました。
 
守破離(しゅはり)とは何かというと、
守破離
「守」とは、師に教えられたことを正しく守りつつ修行し、それをしっかりと 身につけ
ることをいう。
「破」とは、師に教えられしっかり身につけたことを自らの特性に合うように修行し、
自らの境地を見つけることをいう。
「離」とは、それらの段階を通過し、何物にもとらわれない境地をいう。
 修行をする上で、心・技・気の進むべき各段階を示した教えといえる。
 
要するに、何をするにもまず基礎が大事!という話しです。
 
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まずは型を守ることで基礎を身につけ、徐々にそれを破り自分のやりやすい形にして、最終的には自分の型として完全に離れる。
 
そんなことを意識して、ビジネスを学ぶにあたり恩師につきまといました。
 
 

同時に人脈を広げる

 
人脈ってとても難しい話しなのですが、僕はこのように定義しています。
 
人脈:いざという時に利害関係なく、助けてくれるor自分も助けたいと思う人。
 
よく名刺を持ってるだけで人脈とかなんとかいう人もいますが、僕はそうは思いません。
 
 
当時は人脈を広げようなんて全く思っていませんでした。
私はとにかく話したがりなので、恩師につきまとう中で、学んだり感じたりした沢山のことをひたすら周りに伝えていったのです。
 
それが大きな輪を成して、気付いたら人脈と呼べるような関係になっていました。
 
アウトプットは自分のためにも相手のためにも、本当にいいことです。
自分の価値観を押し付けない程度に、ガンガンアウトプットできるといい人間関係が築けるかもしれないですね。
 
 

恩師から学んだビジネスの作り方

恩師から学ばせていただいたことは沢山ありすぎて書ききれないので、今でも大切にしているビジネスの作り方についてご紹介したいと思います。
 
ビジネスとか、起業というと、
「めっちゃ借金して、めっちゃリスク背負って、超リスキー」
ってイメージが強いですが、私が恩師から学んだビジネスの作り方はそれとは全くの逆でした。
 
ビジネスの作り方
①初期投資はゼロに
②単発収入ではなく、継続的収入に
③在庫を抱えないようなビジネスモデルに
④時代の波を掴む
 
 
そもそも弟子入りしようと思った一番の理由は、恩師も安定思考だったからです。
 
恩師のモットーは
「失敗しない試合を繰り返す」
でした。
 
本当の安定とは何かを考え、見つけ、それを取りに行く。
コツコツと小さい勝ちを積み上げて確実に勝つ。
 
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私自身もかなりの安定思考なので、この考えには本当に共感しました。
 
 
しかし、学生時代にビジネスに首を突っ込んでしまったばかりに、
「就職するのがダサい」とか言うようになってしまいました。笑
 
今思えば、本当に青いです。
 
そこからなぜ就活をスタートし、なぜ社長になり、なぜまた就活をして大手企業に入ったのか。
 
この先の記事でお話ししていきたいと思います。
 

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(恩師の家での写真。新宿の夜景が本当に綺麗でした。)
 


【ストーリー①④】【大学3年/12月】就職するのがダサいと思うが、その重要性に気付いて就活を始める - 元学生社長の希少な戯れ言