【備忘録】2015年を振り返って
みなさん、こんにちは。真田です。
しばらく放置しておりましたが、2015年の振り返りと言うことで久しぶりに筆をとりたいと思います。
このブログですが、
いまだに月10000件以上のアクセスをいただいております。特に就活系の記事へのアクセスが多いようです。
お役に立てていれば嬉しい限り。これからも有用な記事が書けるよう努めてまいります。
さて、私事で大変恐縮ですが2015年の振り返りを今回は書かせていただきます。
他愛もない社会人2年目の振り返りですが、何かの気付きに、お役に立てれば幸いです。
今年の主な出来事
まずは、時系列で今年の出来事を振り返っていきたいと思います。
1月 目標の設定
今年の初め、私は2015年の目標を立てていました。
詳しくは当時の記事を見て頂ければと存じますが、
ざっくりまとめると、下記の様な感じ。ついでに達成率も追記してみました。
会社:残業を減らす⇒半分達成
副業:サイトの完成⇒未達成。中断。
貯金:月12万⇒達成
趣味:ギターの上達⇒ギター教室に通い、達成!まだまだ人前に見せられるようなレベルではないですが・・・
服装:買う服のブランドをワンランク上げてみる⇒達成
旅行:香港に行く?⇒なんで香港に絞ったんだ・・・?
まあ、趣味とか旅行は置いておいて、副業以外はだいたい達成できたかなといった感じです。
副業については10月頃に中断しましたが・・・これについては後ほど書かせていただきます。
3月 日記の開始
親友の真似をして、日記の開始。
誰にも公開していないプライベートの日記を始めました。evernoteに貯めていて、今も続いています。
その日に起きたハッピーなことや、誰かへの感謝、あるいは何か考えさせられたことなどをその日の夜にまとめるようになりました。
4月 社会人2年目に
いよいよ社会人2年目に。1年目に比べて任される量も増え、更に自分から巻き取って仕事をするようになったためむしろ残業は増加してしまいました。
副業のサイト作成は中途半端なまま。完成イメージとビジネス的なイメージは出来ていても、技術力がなくてなかなか思った様に進まず。
5~8月 がむしゃらに働く
任される仕事が増えて毎日のように遅くまで仕事。必死に毎日をこなしていたので、あまり記憶がありません。笑
社会人2年目ってのはこういうものなんでしょう。
8月末 PJ異動
あんまり細かいことは書けませんが、新しいPJに異動となり、
勤務地も新宿から豊洲へ。
今まで配属されていたところは200人近くメンバーがいましたが、新しいPJでは20人ほど。
異動も、業務内容も、初めてのことばかりでかなり苦労しました。
9月 PJへの違和感
新しく配属されたPJにもだんだんと慣れて行きましたが・・違和感が。
何より職場の雰囲気がとてもよろしくない。
今まで人の温もりを感じられるような職場にいたため、殺伐とした雰囲気に困惑。それでも自分は若手だから職場の雰囲気を良くしようと積極的に周りとコミュニケーションをとっていました。
当然、この時のストレスはやばかったです。
業務内容が分からないストレス、職場の雰囲気が悪いストレス、新しい環境に異動したストレス・・・
9月末 1人暮らしの開始 人生最大にキツイ時期
何を思ったか、こんなストレスだらけのタイミングで私は1人暮らしを始めました。
いままで都内の実家に住んでいたのですが、たぶん気持ちを切り替えたかったのでしょう。9月の頭に思い立ち、2週間ほどで1人暮らしを始めました。
楽しいことも沢山ありますが、当然1人暮らしも新しいことばかりなのでストレスが多い。
特に最初はなんか部屋に1人というのが寂しいし、引っ越しの片付けもあるし、もろもろの手続きを片付けないといけないし、家事やら全部やらないといけないし・・・
更にそこに失恋?なんかもあって・・・
人生で1番、「キツイ」と感じた時期でした。
3年前に父を亡くし、その時も精神的にキツかったですが、
私が感じたストレスはこの時が人生最大でした。
誰も仲間がいなくなった様な、世界に独り取り残されたような、
いろんな感情が混ざってそんな感覚を味わい続けました。
10月上旬 出張でベトナム・ハノイへ
9月末からのキツイ時期が続き、ほぼ不眠症状態に。
そんな中、会社の施策でグローバルビジネス体験をしにベトナム・ハノイへ
結論から言うと、すごくいい国でした!住みたいと思ったほどに。
そんなベトナムの魅力は下記5つ。
1.メシが美味い
パクチーとか香草が苦手な方は厳しいかもしれませんが、私はそういうのが大好きだったため全てが美味しく感じました。
しかも、ほとんど野菜なのでとってもヘルシーです。
2.物価が安い
日本のおよそ6分の1ぐらいの感覚なので、
例えば仕事が終わって18時~24時まで飲み食べしまくっても1人1200円程度。
移動は全てタクシー。
まさに天国です。
(タクシーで、0の数を1つ間違えて支払いしてしまったことが今でも忘れらません・・・)
3.人がイイ
「ベトナム人の国民性は真面目で、優しくて、丁寧」とガイドブックに書いてありました。
ほんとかよーと思いつつもベトナムに行ってみたら、ほんとにいい人ばっかりで。なんだろう、日本で言うところの田舎の、人の温かさみたいなものをたくさん感じました。
中国と同じで家族や親族を大事にする文化が有り、それも個人的にはいいなと感じました。
4.女の子がかわいい
真面目な話しです。
アジアなので、あんまり期待していなかったのですが男性も女性も、顔立ちがハッキリしていて、何よりスタイルがいい。
服装とか音楽は韓国の影響を強く受けているみたいでした。
5.新日である
ベトナムの方は皆、日本が好きで、「日本に行ってみたい!」「おれ日本に行ったことるんだぜ!」といった調子でした。
やはりアジアでは日本は英雄的存在の様でした。日露戦争ではバルチック艦隊を破ったし、戦後は驚くべき経済発展を遂げたし、どの国からも支配されず存続してきた、そんな日本がかっこよく見えているようでした。
私もますます、日本が好きになり、日本人であること誇りに思い、そして偉大な先人たちに感謝しないといけねいなと感じました。(それにしても年金保険料は高すぎですが。)
10月下旬 ストレスの根源にたどり着く
約1ヶ月ほどキツイ状態が続き、睡眠も満足にとれずぼんやりした日々が続きました。
親友達と朝まで語り明かしたり、同期に相談したり、学生時代にお世話になった経営者の方にアドバイスをいただいたり・・・
そして自分の頭の中が整理され、ストレスの根源を発見し、そしてそこから抜け出すことができました。
この1ヶ月は本当に死のうかと思うぐらいキツかったですが、私の人生においてかけがえのない教訓を授けてくれました。
ストレスの原因:他人からの承認
私は承認欲求の強い人間だと、お世話になった経営者の方にアドバイスいただき、そこから考えた結果この答えにたどり着きました。
なんだかんだで私は他から承認されたいという欲求が強い。いや、強かった。
だからやたらfacebookとかで人生楽しんでる風に演出していたし・・学生時代は「すごい!」とか「かっこいい」とか言われたくて投稿したりもしていました。
そして、自分に対して厳しすぎました。
その結果、私は仕事でもプライベートでも常に【ON】になってしまって、休む場所をなくしてしまっていました。
楽しく趣味でやっているはずのギターですら、「やらなきゃ」というタスクのような存在になり・・・・私の周りはタスクだらけでした。
そしてそのタスクの大きな塊として存在していたのが副業のサイト作成。
タスク自体へのストレス、思う様に進んでいないことへのストレス・・・・ただこれを辞めたら、私は普通のサラリーマンになってしまう。
「副業も、社外活動もしていない自分は自分なんだろうか」「それがなくなったら自分の魅力がなくなってしまうんじゃないだろうか(承認されなくなるんじゃないか)」
そんな不安からこの副業が辞められなかった。
そのことに気付いたのです。
そして私は1つここで決断しました。
「副業も社外活動も、一旦辞めよう」
学生時代から起業やらビジネスやら、そういうものを積み上げてきた私にとってこの決断は自分自身のアイデンティティーを崩しかねない決断でした。
その裏には、まず、自分で自分自身を承認する(認める・許してあげる)ことが出来るようになった自分がいました。
今まで、自分で自分を褒めるということはあんまりやったことがなかったんです。
「まだまだだな」とか、「そんなもんか?」とか、自分に対して厳しく接してきました。
きっと、それは自信がなかったからでしょう。
今は会社以外で何もしていませんが、なぜか自信だけはあります。
やるべきことが目の前に来た時、私はそれを必ず成功に導けると。
この自信は友達や家族にもらったものですけどね。笑
そんなこんなで私はストレスから解放されて、
平日昼は仕事に邁進し、平日夜と土日はプライベートを思いっきり楽しむことができるようになりました。
(頭を悩ませないレベルの軽めの副業を最近は始めました)
11月~12月 プロジェクトの中断 メンバーとの別れ
新宿から豊洲に異動となり、配属された新PJは、
諸々の理由により11月中旬に中断となってしまいました。
もちろん、ビジネス的な観点として中断してしまったことは残念でしたが、私個人の現場の感覚としては、何よりも、
一緒に頑張ってきたメンバーとの別れがつらいものでした。
うちはシステム会社なので、いざ何かをする時はお金を払って外部から人を集めます。
よって中断してしまったら、御客様からお金が入らなくなるので、その人たちはリリースしなければなりません。
何年かやっていれば慣れるのかもしれませんが・・・いや、慣れたくないな。
一緒に仕事をしてきたメンバーの方との別れは切ないというか悲しいというか。
すぐ人に愛着がわいてしまう私にとって、この仕事は切ないなーとしみじみ感じました。
以上が今年の主な出来事でした。
2015年の総括
振り返ってみて、今年もたくさんの経験をしたし、
いろんな感情も味わったし、そして自分の生き方がより明確になった。そんな1年でした。
当初は「蓄える年」と考えていましたが、どちらかというと「リセットの年」になったような気がします。
学生時代にお世話になった経営者の方(師匠)が前にこんなことを言っていたのを思い出しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
人の成長には、現実面の成長と、精神面の成長が有る。
現実面の成長とはスキルや収入、極端に言えば肉体も然り。
精神面の成長とは様々な感情の経験(特にマイナスの感情)、自分自身と向き合って出した答え、仁徳・人格の形成など。
どちらが欠けていてもダメで、現実面ばっかり磨いているとどこかで精神面を磨かないと突破できない壁がやってくる。
また逆に精神面ばっかり見ていても、現実は何も変わらない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この言葉を思い出して、2015年は精神面の成長をさせられた年だったんだなあと感じています。
もう、ほんとにキツかったですけどね。
そのモヤモヤと死ぬほど向き合って、周りの友達や家族、師匠に導かれて
なんだか1枚皮が剥けて、新たな自分に変わった
そんな気がします。
2016年に向けて
1.我慢しない
目黒で1人暮らしを始めてからというもの、美味しいものや美味しい酒をめぐって日々飲み歩いているわけですが、これは辞めなくていいかなと思っています。
いろんなお店を開拓して、出来ればお酒とか詳しくなりたいなと。会社でのコミュニケーションツールにもなりますし!(言い訳
2.家計簿は続ける
もう2年ほど、お手製のエクセルで家計簿をつけています。
美味しいもののために我慢はしませんが、貯金もしたいので、家計簿を活用して上手くメリハリつけていきたいなと思います。
3.職場で認められる
これは承認欲求を満たすという意味では無く、役に立つ人間になると言うこと。
副業がどうとか言う前に、まずは会社で一人前にならんといかんわけです。
具体的にはこういうことを身に付けたい。
・生命保険の業務知識
・生命保険の商品知識
・システム開発のフローの理解
・Java等の開発経験
・円滑なコミュニケーション(言い方とかね)
・マネジメント
・職場における問題解決
・ビジネスの企画・計画・展開力
もちろん、全部を2016年に身につけることは出来ません。
10年後でも早すぎるぐらい。
でも、この全てにおいて自分が納得・承認できるぐらい成長したら
その時には私は、なにかとんでもなく大きな
夢のある”志事”を始めていると思います。