【これで完璧】エントリーシートで絶対に忘れてはいけない5つのこと
みなさんこんにちは。真田です。
就職活動において、1番最初のステップであるエントリーシート。
実際に会ってアピールが出来ないため、ここで落とされてしまうと非常に悔しい思いをします。
私が就活生時代に参加したセミナーで学んだこと、社長時代に月100人以上の就活生相談をして気付いたこと、月30人以上の採用担当者と会って話しを聞く中で気付いたこと
これらの経験から導いた
エントリーシートの具体的な㊙︎ノウハウ
をご紹介したいと思います。
こんな文章、書いてませんか?
【学生時代に頑張ったこと】
私は学生時代に、サークルで会計係をしていて、ひまわり祭の時に焼きそばの屋台を出したのですが、今までは会計管理をしていなかったのですが、私はまとめて、翌日の材料調達を調整しました。
さて、みなさんはこの文章を読んでどう思いますでしょうか。
多くの方がおそらく「読みにくいな…」と感じるはずです。
その理由は下記の5点を考慮せずに書かれた文章だからなのです。
1. 結論から述べること。
採用担当者の方は1日に何千枚というエントリーシートに目を通します。
当然、あなたの性格や背景などは知りません。
何千枚とあるエントリーシートの中で、
「こいつは何が言いたいんだ?」と思われてしまったら…
「読みにくいな」と思われてしまったら…
そこでお終いなのは言うまでも有りません。
2. 「。」で細かく区切ること。
「、」を多用すると、文章と文章の間の関係がだんだん分かりにくくなります。
頑張ったことの理由なのか?背景なのか?具体例なのか?結果なのか?
1日何千枚とエントリーシートを見て、フラフラに疲れてる採用担当者に頭を使うような文章はNGですよね。
また、「。」で区切り言い切ることで強く相手に伝えることができます。
「好きで、愛してて、ほんとに大切だと思ってる」
と、
「好きだ。愛してる。ほんとに大切だと思ってる。」
であれば後者の方が強く伝わりますよね。
3. 具体的な数字を書くこと
「太郎ってさ、背高いしモテるよね」
って言われても具体的なモテるイメージが浮かびませんよね??
「太郎って身長180センチもあるんだよ!バレンタインの時なんて同級生からチョコ30個ぐらいもらってたし、3人に告白されたらしいよ」
こう言われれば、あー太郎ってほんとにモテるんだなって納得ですよね。
このように、数字は短い文章の中で多くのことを伝えることができます。
下記のような場所には具体的な数字を使うよう気をつけましょう。
①時期(いつの話し?)
②結果(変わった点を数字で定量的に)
③人数
④期間
4. 論理関係をはっきりすること。
これは1の「結論から話す」に近いです。
文字数にもよりますが具体的には下記のような順番で書くと分かりやすいでしょう。
【学生時代に頑張ったこと】
結論(学生時代に頑張ったことは〜です)
↓
背景(大学⚪︎年次に〜をしていました。)
↓
工夫(その中で〜を工夫しました。)
↓
具体例(具体的には〜)
↓
結果(その結果〜)
【志望動機】
結論(貴社を志望する理由は〜)
↓
背景(大学⚪︎年次に〜)
↓
経験(その中で、〜に気付きました)
↓
具体例(具体的には〜)
↓
動機(貴社が⚪︎⚪︎だと知り〜)
↓
クロージング(⚪︎⚪︎で業界No.1の貴社において〜したいと考えています。)
5.なるべく分かりやすい単語に言い換えること。
同じ単語を使っても、あなたが抱くイメージと、採用担当者が抱くイメージは異なります。
例えば、
「営業のクロージングは、当然意識と退路を断つことが大事だと気付きました」
この文章を見て、なんのことか分かりますでしょうか。
「当然意識」や「退路を断つ」という単語が、世の中で広く使われていない単語のため伝わらなくなっています。
例えば、これを下記のように書きかえれば、伝わりやすくなります。
「営業のクロージングには2つのことが大事だと気付きました。1つ目は、買うのが当然だという意識で説明を行うこと。2つ目は相手が断る理由を事前に説明してしまうことです。」
以上のことを踏まえて、最初の文を訂正してみましょう。
この5つのことに気をつけるだけで、こんなにも変わります。
【学生時代に頑張ったこと】
<悪い例
私は学生時代に、サークルで会計係をしていて、ひまわり祭の時に焼きそばの屋台を出したのですが、今までは会計管理をしていなかったのですが、私は毎日の売上と費用をまとめて、翌日の材料調達を調整しました。
<良い例
私が学生時代に頑張ったことは、大学2年時に学祭に出店した焼きそば屋台での、会計管理です。
私は所属していたサークルで会計係でした。前年までは、最終日に集計を行っていただけでしたが、私は毎日の売上と費用を管理しました。そして翌日の材料調達を調整することで、過去10年間で1番の利益を出すことができました。
エントリーシートにこだわりすぎるな!
基本的には足切りの要素なのです。
応募者全員と面接していたらキリがないですからね。笑
なので、エントリーシートは完璧でなくてもよいのです。
上記5点がクリアできていれば、エントリーシートよりも面接対策や企業研究を行いましょう!
以上、エントリーシートの㊙︎ノウハウでした!