【就活】理系という強みを最大限に生かせ
みなさんこんにちは。さなだです。
就活は理系と文系で、やり方が大きく異なります。
理系は大半が大学側の推薦を使い、そして一般で受ける企業は多くても10社ほどです。
これに対して文系は平均40社と言われるほど企業を受けます。
理系は文系に比べると大学で専門的なことをしているので、進路が決まっていることが多いのです。
理系の就活は2パターン
理系の大学や大学院で勉強、研究をしてきた学生が就職活動を始めるにあたっては、大まかに、次の2つのパターンに分かれます。
1つ目は、それまで勉強、研究してきた専門知識を直接生かすことの出来る職業への就職を目指すパターン。
具体的には、研究職や薬剤師、エンジニアなど。
2つ目は、それまで自分が勉強、研究してきた専門領域に拘らず、文系の就活生が希望する職種、業界への就職を目指すパターン。
具体的には、営業職や企画職など。
理系という強みを最大限生かせ
ここでは、2つ目のパターンを選んだ理系の就活生へ向けて、「理系」であるということを企業へ効果的にアピールする方法について解説します。
理系の大学や大学院という経歴で一番の強みとなることは何でしょう?
それは、
「数年の間継続して専門的な勉強、研究をしてきた」
ということです。
理系の就活生の中には、面接の場で自分が勉強、研究してきた内容について積極的に語らない人がいます。
企業の仕事内容とあまりにも懸離れている為に、面接官に語るのを躊躇っているのかもしれません。
しかし、それは非常にもったいないことです。
一般的に面接官は、内容に拘らず大学時代にちゃんと勉強、研究してきたということについては、大きく評価する傾向があります。
(文系はそうじゃない場合が多いので、評価されるのです。)
勉強、研究をすることは、学生や学者のみならず、ビジネスマンにも仕事で成果を挙げる上で求められるからでしょう。
自信を持って、簡潔にアピールすべし
従って理系の就活生は、自信を持ってこれまで自分が勉強、研究をしてきた内容についてアピールするべきなのです。
しかし、自分が勉強、研究してきたことをアピールするにあたって、どのようなことに気をつけるといいのだろうか?
これについて、
ポイントを3つあげます。
1. 専門用語は使わない
専門用語は、ある専門性を共有している人たちの間でしか伝わらないものです。目の前の面接官には当然伝わりようがありません。
また、専門用語を多用すると、本人の意思に関わらず高慢に見える場合があります。面接官に悪い印象を与えない為にも専門用語は使わない方が良いでしょう。
2. 研究内容は簡潔にまとめる
熱意を持って取り組んでいればいるほど、研究内容について熱く、長く語りがちになってしまいます。熱心に語ることは悪いことではないですが、説明が長くなってしまうと研究のポイントなどが伝わりづらくなってしまいます。
また、説明が長くなると、内容をまとめて伝える能力が欠けているのではないかと面接官に疑われてしまいます。内容をまとめて伝える能力は仕事をしていくにあたっては当然のように求められるものであるので、面接においては大きな評価のポイントとなるので要注意です。
3. 研究内容の面白いところについて説明する
研究の意義や方法、努力点など、説明したいことは山ほどあると思います。しかし、研究の細々としたことについて断片的に説明するのみでは、目の前にいる面接官には何も伝わらない場合が大半です。
研究内容について細かく説明するのではなくて、「私の研究の面白い所は○○○です!」というように面白いところを誰にでも分るように示したほうが、わかりやすいし印象にも残ります。
以上、3つのポイントをしっかりと踏まえて研究内容についてアピールすれば、面接官の印象は非常にいいものになります。
「理系」であるということは、就活においては大きな武器です。
「理系」の就活生は、この武器を上手く使って就職活動を成功させましょう。