【ビジネス】メスとノコギリを持て
みなさんこんにちは。さなだです。
ぼく今は色白と言われるんですが、高校生3年間はひたすらテニスしてて、
夕方の16時に学校行って部活して帰ったりとかしてました。笑
そんな感じで全く勉強をしていなかったら、案の定、浪人してしまいました。
でもそのおかげで、素晴らしい教師の方々に出会うことができたので今では浪人して良かったなと思っています。
その頃の英語の先生に教えていただいたことが、今でも仕事にものすごく使えているのでご紹介したいと思います。
メスとノコギリを持て
人は往々にして、目の前のことに夢中になってしまいます。
目の前に何かが来て初めて行動することが多いでしょう。
これは日本の教育が「マニュアル・タスク制」だから仕方ありません。
これぞまさしく
メス
です。
しかし、
起業するにしても、昇進するにしても
優れた人は皆、長期的・多角的視野を持っています。
ものごとから一歩引いて俯瞰して考えることで、
今まで見えていなかったものが見えるようになったりします。
これが
ノコギリ
です。
メスとノコギリを使いこなせないと、こうなる
そんな抽象的に言われても分からない....となると思いますので、具体例を用いて説明していきます。
例えば、
あなたはサラリーマンで上司からこんな感じで仕事を渡されたとしましょう。
- 今日の会議の資料を印刷しておいてね。
- 会議が終わったら今週中に議事録書いてね。
- 1ヶ月ぐらい先になるけど、遂にお客さんの前でプレゼンしてもらうから準備しておいてね。
こんな時、まずはノコギリの出番です。
メスとノコギリを使いこなせないと、こうなります。
- 「資料足りないんだけど、どうなってんの?」
- あれ、なに話してたか覚えてない.......
- やばい、明後日プレゼンだ。全然準備できなかった。
「いやー、これは無いだろ」
って思ったあなた。
気を抜いてると意外とありますよ。
でも、
「どう気を付ければいいか分からない」
と思うんです。
そこでメスとノコギリの登場です。
ノコギリは全体をザックリ切り、メスで切りやすくします。
具体的なことは考えずに、まずはノコギリで分解していきます。
- は枚数や種類が分からないからすぐに先輩に確認しよう。
- をやるためには会議中のメモが大切だから、予め資料に目を通しておこう。
- は先のことだけど、パワポの使い方がまだ全然分かってないから、まずは帰りに本を買って勉強しよう。
そしてバラバラにした後に
メスで具体的にタスクをこなします。
そうすれば
- 資料を完璧に印刷
- 資料に目を通して余裕のある状態で会議に出席し、議事録に集中
- 事前に勉強・練習して準備万端でプレゼン
というように理想のアクションに繋げることができます。
まずノコギリで切って、戦略を立てる。
いきなりメスを持ってしまうと、全体が見えなくなりミスが生じやすくなります。
だからまずは、どんな時もノコギリを意識しましょう。
まずノコギリで切って、戦略を立てることでミスが減り、効率的にものごとを進めることができます。
これを抽象度とか言ったりもします。
メスとノコギリをバランスよく使って、
カッコよく仕事をこなせるビジネスマンを目指しましょう。