元学生社長の希少な戯れ言

【ブログ7年目】フリーランス、学生起業を経て、日本最大のIT企業に就職した30歳が本音と真実を語るブログ

【ストーリー②⑧】【大学4年/7月】人材紹介業が軌道に乗る

前回までの記事を読んでいない方はこちら ↓

ストー リー記事とは?|目次   

華やかな大学生活を夢見ていた18歳の浪人時代から

学生起業を経て日本最大のIT企業で 働くようになった

現在までの経緯をストーリー形式で記事にしたシリーズです。

全33話を予定していますので、ぜひ最初から読んで みてください。

 求人の充実

豊富な人脈を持つMさんを仲間に加え、法人営業を強化することに成功したおかげで、様々な企業の求人を手に入れることができました。
およそ20社ほど。
 
その中には、いわゆる"人気企業"もあり、より学生を集めやすい状況となりました。
 
 
また、親友Iの勤める会社とも取り引きを行うことになり、求人数は一気に50社近くなりました。
 
 
SEO対策で国内No.1の企業
某緑の有名なカフェのデザインをてがける企業
社員教育が国内トップクラスの企業
 
などなど。
 
様々な特徴を持った企業の求人があり、求人の研究もかなり大変でした。笑
 
 

合同説明会の開始

求人も揃い、紹介の流れを一通り出来たこともあり、学生を一気に集めて紹介する必要が出てきたため合同説明会の開催を開始しました。
 
合同説明会といっても、基本的には企業の人は来ません。
 
私たちエージェントが企業の採用担当者として企業説明を行い、その場で面談を行って適性を行います。
 
適性が合っていて求人企業の求める人物像にもマッチしている場合は、後日数回の面談を行って、求人企業への紹介に至ります。
 
求人企業での面接は基本的に1回でした。
 
 
この合同説明会を週に2度開き、毎回20名近くの就活生に参加していただくことができました。
 
就活生の集客は、就活スペシャリストのHさんにご協力いただきました。
 
 

転職案件

あまり多くは有りませんでしたが、中には中途採用の案件も有りました。
 
中途の人材紹介は単価が大きく、
新卒人材紹介だと平均60万/件なのに対し中途人材紹介は平均140万/件ほどになります。
 
件数は多くありませんでしたが、中途人材紹介による売上はとても大きなものでした。
 
 

紹介免許貸し

また、免許貸しでも少し売上を上げていました。
 
人材紹介は厚生労働省が発行する人材紹介免許が必要です。
 
それを取得するためには、オフィスの大きさだったり、資本金だったり、色々と制約があります。
 
有料職業紹介事業の許認可を申請するためには、以下の要件を満たす必要があります。

1.職業紹介責任者に関する要件
有料職業紹介事業を行う際には、下記のような要件を満たす職業紹介責任者がいることが必要とされます。

・成年に達した後3年以上の職業経験を有する者であること。
厚生労働省指定団体が主催する「職業紹介責任者講習会」を受講した者であること。

2.事業所に関する要件
事業を行う事業所は、下記のような要件を満たす必要があります。

・位置が適切であること。
事業所の面積が20㎡以上あること。
・個人情報などを保持し得る構造であること。

3.財産的基礎の要件
事業を的確、安定的に遂行するに足りる財産的基礎を有する必要があります。

・資産の総額から負債総額を控除した額が500万円以上(×事業所数)であること。
・自己名義の現金・預貯金の額が150万円以上であること。(事業所の追加につき+60万円)

上記のような事柄が、有料職業紹介事業に関する許認可申請の概要となりますが、詳しくは管轄の労働局などに問い合わせをすれば詳しく教えていただけます。
 
 
 
まだ紹介免許を持っていない企業に対してこの免許を貸すような形で、売上の1割ほどをいただいていました。
 
 

人材紹介ビジネスの売上が月数百万まで成長

これらのことが相互に作用して、人材紹介ビジネスはゼロから大きく発展したのでした。
 
 
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しかしその後、私は就職することを決意することになります。
 
 


【ストーリー②⑨】【大学4年/8月】社長業を辞めて、就職を決意する - 元学生社長の希少な戯れ言