【ストーリー②⑦】【大学4年/7月】社長業に復帰
華やかな大学生活を夢見ていた18歳の浪人時代から
学生起業を経て日本最大のIT企業で 働くようになった
現在までの経緯をストーリー形式で記事にしたシリーズです。
全33話を予定していますので、ぜひ最初から読んで みてください。
社長業への復帰
父が亡くなってから数週間経ち、家のことも心も落ち着いたところで社長業で復帰しました。
自分が引っ張らなくてはならないものは会社だけでは無くなりました。
父が亡くなったことにより、長男である自分が家を引っ張る存在になり、その精神的負担は倍増しました。
また、私が父の件で事業から離れていたことにより、組織として大きな変化がありました。
副社長ではないですが実質的なナンバー2の社員が自立をして、会社の事業を牽引してくれるまでになっていたのです。
それまで自分1人で事業を進めてきていたので、これはとても大きな精神的助けになりました。
開花する人材紹介ビジネス
半年近くあたためてきていた人材紹介ビジネスが、遂に花開こうとしていました。
ナンバー2が事業をかなり進めていてくれて、初の成約が決まりかけていたのです。
これを機に成約のイメージが湧き、より人材紹介ビジネスは加速していきました。
法人営業に強い味方が加わる
年齢や社会経験の薄さから私たちには人脈がとても少ない状態でした。
なので、テレアポで企業に電話をかけるところから始め、人材紹介の契約を結び、そして学生を送り込む必要がありました。
これは非常に時間のかかる作業で、学生のリソースがたくさんあった私には非常にもどかしく感じられました。
そんな時に出会ったのがM社長です。
M社長は元々はスポーツ界で輝かしい経歴や持ち、スポーツ界だけでなく経営者との人脈もとてつもなく太かったのです。
幸運なことに、そんなM社長も起業したばかりでちょうど事業を探していました。
私は法人営業の部分をこのM社長にアウトソーシングし、より人材紹介ビジネスの加速を確かなものにしました。
このようなお互いのニーズがマッチし、強力な法人営業マンを味方にすることができたのです。
そして紹介先の企業が充実し、人材紹介ビジネスが事業といえるレベルまで成長していきました。
→続く