【ストーリー①①】【大学2年/1〜2月】営業の重要性を学ぶ
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【ストーリー⓪】この4年間のストーリーを書きます! - 元学生社長の希少な戯れ言
恩師の経歴から営業の重要性を学ぶ
恩師とのドラマチックな出会いがあり、テスト期間も終わり、大学2年の1月末。
僕の頭の中は"営業"でいっぱいでした。
理由は恩師の経歴に触発されたからで、
春休みに入るしすぐにでも始めたいという状態でした。
恩師といえば、とある有名サービスを全国に広めた立役者で、営業成績では会社でも個人でも全国1位を出した方です。
もちろん他にも営業に関連した輝かしい実績がありますが、それは割愛します。
営業というと、お客様のところへ行って頭を下げて接待して…というような印象を持つ方が多いでしょう。
営業はその段階によって、大枠で二つの種類に分けることができます。
1. ルート営業(10→100)
大企業などの営業職は、ほとんどこの営業を行っています。既存のお客様に訪問し、ヒアリングなどを行って、関係を保つ。あるいは、リマーケティングによって更なる売上を生み出す仕事です。喋る力というよりは、仲良くなる力が求められます。
2. 飛び込み系営業(0→10)
しかし本来の営業というのは、そうではなくて、「説き伏せる。取りに行く。」といった要素が強い分野です。
新たなるお客様を開拓し、売上を生み出す。仲良くなることも大切ですが、相手を見極めて上手く説き伏せる力の方が求められます。
取った件数=数字が全ての世界です。
なぜ営業は重要なのか
では、恩師の経歴から学んだ営業の重要性とは何なのか。なぜ重要なのか。
その理由は3つに分けることができます。
1. 現場を知らないとマネジメントは出来ないため。
サッカー未経験の人が、サッカー監督になれるでしょうか。
確かに、勉強して、学べば他の監督と同等の能力は付けられるでしょう。
しかし、選手の気持ちに立ち、共感してアドバイスをすることや、
選手たちを納得させてついてこさせるのは至難の業です。
サッカー未経験の監督についていきたいと思う選手などいないのです。
ビジネスにおいて売り上げをあげるのは営業です。
つまり営業経験をし、営業の気持ちが分からなければどんなに良いサービスを作っても、どんなに優れたマネジメントを行っても、人はなかなかついてこないのです。
人を動かし、自分1人でやるよりも何倍ものエネルギーを生めば生むほどビジネスというのは儲かります。
そういった意味で、営業経験が無いと言うのは致命的なのです。
2. 一文無しでも売上を生み出せるため
上でも書きましたが、ビジネスにおいて売り上げをあげるのは最終的に営業です。
裏を返せば、
営業さえ強ければ、サービスが多少悪くても売れてしまうのです。
「美味しいから売れるのではない。売れているから美味しいのだ」
まさにこの言葉がぴったりです。
そして更に言えば
サービスすら作る必要もありません。他の人が作ったものを売ればいいのです。
そうなると初期投資は0円で始められたりします。
「口さえあれば月数十万は稼げる」これこそ安定ですよね。
3. 内外すべてのコミュニケーションに使えるため
営業というと外回りが多く、外部とのコミュニケーション能力 を高めるものだと思われがちですが、むしろ内部において効力を発揮します。
例えば若手の頃だったら、
質問・プレゼン・上司への根回し
全て営業力をフルに活用することが可能です。
特に根回しは言う順番や雰囲気の読み合いなど、営業的要素が非常に強いです。
また、中堅社員になれば
部下の心と頭を納得させ、最大限のパフォーマンスを引き出す必要があります。
特に心を動かすのは非常に難しいです。
社長業をやってみて、「営業やっておいて良かった」と思ったのは意外にも
部下のマネジメントをしている時でした。
こんな学びを恩師から受け、
営業がやりたくてウズウズしないわけがありません。
僕自身、恩師の営業力で心も頭も納得させられていたのかもしれません。笑
そしてついに、
人生初めてのビジネス経験をスタートすることになります。
→続く