【ストーリー③③】【社会人1年/4月】同期との出会い
華やかな大学生活を夢見ていた18歳の浪人時代から
学生起業を経て日本最大のIT企業で 働くようになった
現在までの経緯をストーリー形式で記事にしたシリーズです。
全33話を予定していますので、ぜひ最初から読んで みてください。
新入社員研修
同期から教わったこと
「人の強み」には数え切れないほどのジャンルがあるということ
入社した当時、私は元社長。周りは、ついこないだまで大学生だった人達。
「まあ、ビジネス力はダントツだろうな」
そんな風に考えていました。
しかし同期が400人いる中で、このビジネス力というものが一つのジャンルに過ぎないことを知りました。
音楽を作る人、人を惹きつける人、ひたすら面白い人、飲み会を盛り上げる人、母性の塊みたいな人…
挙げればキリがないほど、様々な強みに出会うことができました。
その中で、
①自分に足りないもの
②達成イメージ(同期)
が明確になり、自分の伸びしろをたくさん見つけることができました。
これもまた大手ならではなのかなと思います。
大手となるとビジネス力よりも組織に役立つ力が求められるからです。
社内や社外の人と組織を組む中で、と仲良くなれたり、気遣いが出来たり、リーダーシップを発揮できたり、そんなスキルが求められます。
対してベンチャーは、社外の人と組織を組む機会というのが大手に比べて少なく、人数が少ないので社内の組織再編も少ないです。
そんな中で、例えば、一発芸を豊富に備えていて飲み会の笑いがとれたとしても、売り上げが叩けなければ意味がないのです。
配属
研修が終わり、部署へと配属されました。
私は希望通りの大規模プロジェクトに配属され、生命保険のシステム開発に携わっています。
システムだけでなく生命保険の知識もつくため、一石二鳥です。
業務は要件定義書を作ったり、試験項目を作ったり、オフショアやお客様と連絡をとったり、試験を実施したり、といった感じです。
実際にプログラミング等をすることは有りません。
非常に特徴あるプロジェクトで売り上げも大きいので、ビジネスとしても面白い部分があるプロジェクトです。
また、オフショア先が中国なので、中国の文化が知れたり、片言の英語で会話できたりとグローバルっぽい一面も体験できています。