【ストーリー②】【大学1年/8月〜大学2年/8月】車を買おうと週7でバイト
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【ストーリー⓪】この4年間のストーリーを書きます! - 元学生社長の希少な戯れ言
週7バイトでバイタリティが付く
そんなどこにもやり場のないフラストレーションが溜まりに溜まっていた。
そんな時に出会ったのが、バイトである。笑
それまでバイト経験がなかったのもあり、お金が入るのが面白くて、
止まらなくなってしまって、塾講師と居酒屋とラーメン屋を掛け持ちし、月に15万ほど稼ぎ続けた。
車が好きだったので、車を買おうという目標のもと頑張り続けた。
その時の生活リズムは、こんな感じ。
6:00 起床
7:00 いってきます
9:00 学校到着&授業開始
18:00 授業終了
19:30 バイト開始
24:00 バイト終了
25:00 帰宅
26:00 就寝
6:00 起床
…
…
そりゃシワも増えるわけで。笑
しかも通ってた大学が、日本で1番厳しいかもきれないぐらいの理系大学だったため、
テスト期間は1週間ほぼ徹夜とか当たり前でした。
大学2年になると居酒屋とラーメン屋を辞めて、塾講師一本に絞るように。
いま思えばこの頃に
自分の中の常識
というものが作られて、バイタリティが付いたのかもしれない。
お金は、そんなに溜まらなかった
月15万も稼いでたなら、頑張れば月10万ぐらいは貯金できる。
1年半あれば200万弱は溜まるはずだった。
でも実際は、その半分未満。
服を買ったり服を買ったり、遊んだり飲んだり、
収入が増えても、生活レベルを上げてしまったら、お金は溜まらない
ということにこの時気付ければよかったのですが…
バイトでの気付き
とはいえ、お金は溜まらなくてもそれだけやっていれば気付きや学びがたくさんありました。
①まず、実は、
バイトの面接を60社以上受けました。笑
そこで気づいたのは、
バイトなんてどれやってもほぼ変わらない。塾講師の時給2000円が限界。
ということです。
雇われる側の収入の限界
みたいなものをなんとなく感じました。
②激安居酒屋
全品⚪︎⚪︎⚪︎円居酒屋! みたいな感じの激安居酒屋でバイトをしていました。
基本はホールなのですが、なぜかドリンク作りもホールの仕事になっていて。笑
料理とドリンク運びつつドリンクを作るというかなり鬼畜な環境でした。
そしてここで1番つらかったことがあって、
居酒屋では仕事できないキャラだった
ということ。
言い方悪いですけど高卒みたいなやつらに、「おまえ頭悪いな、勉強以外は出来ねえのか?」とか相当言われました。笑
屈辱でした。
一方、塾講師の方では生徒の成績を上げ続けていたので、できるかできないかといえば出来る側だったと思います。
つまり、ここで気づいたのは
人には向き不向きがある
ということです。
ちなみに僕が働いていたこの店舗、池袋にあったのですが潰れました。
③ラーメン屋
ラーメン屋に関しては
九州ラーメンランキング1位(自称)が初めて東京に進出してきた!
的なラーメン屋にオープニングスタッフとして入りました。
ここで気づいたのは
美味しいから売れるわけじゃない
ということです。
このラーメン屋、とんこつラーメンだったんですが、普通にめっちゃ美味かったです。九州1位取っただけあって。
でも宣伝がものすごく下手で、
池袋西口でチラシを配り続けたんです。
そのチラシには、替え玉無料券が付いてるのですが、そんなんじゃ東京の人が食いつくわけもなくて。
当時大学1年の、何の経験もない僕ですら、「経営が下手だな」と感じました。
入って数ヶ月間ずっとお店はガラガラで、シフトにも入れさせてもらえなくなり、辞めさせられました。
そしてその半年後には、その店舗はなくなっていました。
④塾講師
ここで学ばせていただいたことは本当にたくさんあります。
まず本当に基礎的なビジネスマナー。
ジャケットのボタンはどのタイミングでとめなきゃいけないのか。
電話にはどう出るのか。かけるのか。
保護者会ではどのように話すのか。
これは普通に勉強になりました。
そして、子供の前とはいえ、大人数の前で授業をするということは、ものすごく良い経験でした。
1人1人の生徒の顔を見て理解度を確認しつつ、冗談や豆知識を混ぜて生徒の集中力を保たせたり、時間管理をしたり、分かりやすいように例え話を用いたり、
もともと話すのが得意ではなかったので、ここで話し方の基礎は身についたのかなと今では感じます。
なにより相手が小学生だったので、本当になるべくなるべく簡単に説明する必要がありました。
「真田の話し方って分かりやすいよね」って友達とかに言われることが多いのですが、「そりゃ小学生でも分かるように話す癖が付いてるからだよ」っていつも返してます。笑
また、ここでビジネスというものの片鱗にも触れます。
塾というのは生徒のためにやろうとすればするほどコストがかかり、経営的には良くありません。
逆に利益ばかり出そうとすると生徒のために何も出来ません。
僕が働いていたのは、割と利益を追うタイプの塾だったので、
生徒のためにやろうとすると社内ルールに反することが多々ありました。
(ルールに反して生徒のために色々してました。)
どんづまりになる
一通りバイトの面接も受けて、月の収入も限界が見えて、塾では授業をたくさん持ってしまって、
なんだか社会の全てを知ったような気になっていました。
けど、当時の僕にはそれが限界だったと思います。
そんな当時の僕に、衝撃を与える人物が現れます。
(グアム行った時の写真)
→続く