【就活】グループディスカッションを制するたった1つの方法
みなさんこんにちは。さなだです。
就活というとエントリーシートだったり、面接を想像する方が多いですが実はグループディスカッションやグループワークで落とされてしまう方が非常に多いです。
また、練習が出来ないこともあって、苦手意識を持っている就活生も多々いらっしゃいます。
グループディスカッションのタイミング
「就活の流れ」の記事でも触れましたが、
2016卒以降(新3年/修士1年)の大まかな就活スケジュール
3月~:大手就職情報サイトで採用・イベント情報など解禁
4月~:企業説明会
5月~:エントリーシート提出、選考(筆記試験、グループディスカッションなど)
8月~:内定
スケジュールはこんな感じで、
選考の流れを簡単に言うと、
↓
グループディスカッション・ワーク、グループ面接
↓
個人面接(2,3回)
↓
最終面接(個人面接)
グループディスカッションはこの位置にあります。
つまりグループディスカッションだったりグループワークを突破できないと、あなたは自己PRや志望動機を言うことすら出来ないのです。
グループディスカッションってなに?
ここではグループ関連ということで、グループディスカッション、グループワーク、グループ面接について簡単に説明させていただきます。
1. グループディスカッション
4〜8人ほどのチームで議論をして、お題に対する回答を作ります。
主に論理的思考力とリーダーシップを問われます。
お題の例としては
就職活動について
- 就職活動において重要なことは?
- 面接で自分を出すために重要なことは?
- 会社選びにおいて重要なことは?
- 就活を通して学んだことは?
- 就活を成功させるポイントは?
社会人になってからについて
- 理想の上司像は?
- 学生と社会人との違いは何か?
- 営業をするにあたり大切なことは?
- 上司と上手くコミュニケーションをとるには?
- お客さまの声に応えるにはどうすればいいか?
- 社会人として一番重要なことは?
- 仕事ができる人とは?
- 社員が納得できる評価制度を考えて下さい。
会社、業界について
- 10年後の業界について
- 当社の新しいイメージタレントを考えて下さい。
- 当社の新しい事業を考えて下さい
- 当社の○○という商品のキャッチコピーを考えて下さい。
- 当社の課題を挙げ、解決策を考えて下さい。
- 当社の予算配分を考えて下さい。
- 当社のキャッチフレーズを考えて下さい。
時事問題について
- 成人年齢18歳に賛成か?反対か?
- 地球温暖化問題を解決するにはどうすべきか。
- 道州制に賛成か?反対か?
- 日本のあるべき姿について
- 高齢社会において重要なことは?
- 温室効果ガスを減らすには?
- ゴミを減らすには?
- 出生率を上げるには?
- 消費税増税の是非について
未来について
- 子供にさせるスポーツをひとつ決めて下さい。
- 結婚するに当たって重視することは?
- 10年後日本はどうなってると思いますか?
- 10年後世界はどうなってると思いますか?
- 10年後携帯電話はどうなってると思いますか?
- 新聞はどうあるべきか?
- インターネットはどうあるべきか?
その他
- 首相にしたいタレントは?
- 宝くじが当たったらどう使うか?
- マンションを買うべきか、一戸建てを建てるべきか
2. グループワーク
グループワークはグループディスカッションと似ていますが、何かしらの製作があったりします。
グループディスカッションのように真面目な課題ではなく、ふざけた課題も多いです。
主に強調力とリーダーシップを問われます。
お題の例としては、
- 今年度の予算の振り分けをしてください。
- 新規事業の企画書を話し合い制作し、全体でプレゼンする。
- 会社のPR広告を作りなさい。
- 会社の新CMを作りなさい。
- 『感動』を3分以内の映像で表現してください。(テレビ局系 ※事前に映像制作ソフトAdobe Premiere講習あり)
- お客さん(人事の人)の要望に近い条件の物件を話し合い、表から選んで魅力を伝えてください。(住宅系)
- 新商品のプロモーション案の企画書を作りなさい。
- あなたはあるフェスティバルの役員です。各イベント(メインステージ、縁日、お化け屋敷、屋台…)の最適な配置を考えよ。
- 就活生を惹き付けるような、自社のキャッチコピーを考え、ビラを制作しなさい。
- 資産運用ゲーム(金融系)
- 予算が5000億円あります。この資金を使ってテーマパークを建てる計画を立てなさい。
- 野球チーム9人の人達のデータからポジションを推測しなさい。(ロジックゲーム)
- 理想のデートプランを考えなさい。
などがあります。
3. グループ面接
グループ面接では就活生6,7人に対して、面接官数人が同時に面接を行います。
一列に並び、1人ずつ面接をしていきます。
グループディスカッションやグループワークと同時にやることが多いです。
1人1人の面接時間は短いので、
自己PR、志望動機、質問1つ
ぐらいで終わってしまいます。
主に相対評価をするために行われます。
グループ選考に共通のたった1つのテクニック
そんなグループ選考ですが、実は共通で使える簡単なテクニックがあります。
それは、
「存在感を出せ」
ということです。
グループディスカッションや、グループワークにおいて最も恐ろしいのは、考え過ぎて発言が減りメモばかり取ることです。
あなたのゴールは、良いディスカッションをすることですか?
違うはずです。
あなたは"受かる"選考を受けているはずです。
だったら例えば、
「社会人とは何だと思いますか?」
みたいな曖昧な質問に本気で答えを出そうとしてはいけないのです。
グループ選考は複数の学生を1人の面接官が見ます。
そのため、全員を同時に見ることは出来ません。
メモを取ったり、考えてるヒマがあったらとりあえず話して存在感を出しましょう!
下を向いていたら、面接官の目には止まりません。
具体的なコツ
存在感を出せと言われても出そうとして出せるものではないので、
具体的な行動を書いておきます。
<やるべきこと>
・大げさなリアクション
・誰かが言ったことを繰り返す
・司会に自信があるなら、司会をやる
<NG>
・下を向いてメモを取る
・黙って見ている
・カッコつけようとして、議論を白紙に戻そうとする
たったこれだけです。
みなさんも"存在感"を意識して取り組んでみてください。